クラウドってなんやねんをまとめる。

最近、クラウドクラウドとよく聞きますが、自分自身よく分かっていないので自分のためにまとめてみます。

「クラウド」と比べるために、「クライアント・サーバー」、「Web」にも参加してもらいましょう。

1.時代の流れ。


Photo by synx508.

1999年当時。僕がプログラマになったばかりの頃はどこのシステムも「クライアント・サーバー」型と呼ばれる物でした。
でっかいPCが1台あって、そこに専用のソフトでもってデータを書き込んだり、データを閲覧したりしてました。
専用のソフトが必要なので、外出先とかからだと気軽に使えなかったり、ソフトのアップデートがあった場合には
そのソフトがインストールされているパソコンすべてをアップデートしないといけないんで大変でした。


Photo by julianrod.

時代は進みまして2000年~。
どこのシステムやさんもアップデート面倒だよね?ってかいまどき外出先で会社のデータ見れないとかださくね?
と思ったのでしょうか。「web」というものがなんだか凄いぞ?という流れになってきていました。
運良くこのあたりで結構大きなwebの開発の仕事に参加できることになりまして、webっておもしれーと洗脳されました。
webだとwebブラウザさえ使えれば外出先だろうが、macだろうが、linuxだろうが自由にアクセス出来る!超最強!ヤベーという時代だった気がします。
システムを作る側としてもwebのシステムさえアップデートすればよく、全社員さんのPCにソフトを配るなんて作業が無くて楽でした。


Photo by BasicGov.

そして現在2011年~。
クラウドとか言うものが流行っている?流行りそうみたいです。何?雲なの?

1.使い人から見たクラウドの利点。

「クライアント・サーバー」のメリットはユーザーの好みに応じて、使い勝手をカスタマイズできる事。
デメリットは専用ソフトはカスタマイズが効く分、取扱説明書的なものが必要で使うのが簡単ではない。
ソフトのアップデートの度に専用ソフトを配る必要がある。というデメリットがありました。

「web」のメリットはwebブラウザさえ動けばどこでも誰でも使えるというメリットがありましたが、
デメリットとして、webブラウザで出来ることしか出来ないというのがありました。

「クラウド」はそのいいところも悪いところもどっちも取り?みたいなモンじゃないかと思ってます。
pcだろうが、スマホだろうがどこからでもデータにアクセスできるぜ!!!選択肢が多いのはイイことだー!

まとめると、
「クライアント・サーバー」時代は専用のソフトでデータにアクセス。
「web」時代はwebブラウザでデータにアクセス。
「クラウド」時代は端末に応じた専用ソフトでもwebブラウザでもデータにアクセスできる。
ってなもんだと思っています。

2・作る側から見たクラウドの利点。

「クライアント・サーバー」
パワフルなサーバーを1台お金をかけて用意があった。
ん百万円のサーバーとかよく納品してました。うーん。バブリー。
MAXで1サーバーで1500万円なんてのがありました。

「web」
そこそこのサーバーを台数そろえて、負荷を分散しつつ、負荷が高くなってきたらサーバーを購入して負荷分散・・・
みたいな感じでした。
市場価格で1台平2,30万円のサーバーを10台くらい並べてよくシステム作ってました。
安くなった気がしますが、まだちょいと高い。

「クラウド」
基本的にサーバーを買いません。借ります。
始めは実験的にサーバーをちょこっとだけ借りて、作ったシステムの負荷に応じてサーバーをいっぱい借りたり、逆に負荷が低いときは
サーバーを減らしてコストを削減!なんて事が出来るみたいです。

まとめると、
「クライアント・サーバー」はお金がかかる!
「web」はそこそこかかる。
「クラウド」は必要に応じて必要なな分だけ借りれるからお財布にやさしい。

3・総括

使う側にとっても作る側にとってもよい方向に進んでいると思います。
さらに時代が進むとコストゼロでシステムが作れるようになっちゃうんでしょうねー。わくわくしますなー。

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Posted by namahage